Redevelopment and Reconstruction不動産開発・建替え事業
まちづくりから未来を創造
本格的な人口減少社会の到来を受けて『いいものを作って、きちんと手入れをして、長く使う』ストック社会への移行が進んでいます。
一方で、いつ直下型地震に見舞われてもおかしくないわが国の首都圏において、建築された時期やその後のメンテナンスの如何によって、一定の耐震性能を保有している建物とそうでない建物が混在しているという現状があります。
また、地震発生時に大規模火災の発生源となることが予測される古い木造家屋が密集するいわゆる木密地域も数多く残されています。その他にも遵法性の欠如、用途不適合、非最有効利用など、スクラップアンドビルドを施さない限り問題を解消できないケースはまだ多くあります。
私たちはデベロッパーとしてこれら社会問題に立ち向かっていかなければなりません。
そして、変化の速い現代においては一度建てた建物をそのままの状態で使い続けるだけでは社会のニーズに応え、街の価値を継続的に高めていくことはできません。
つまり、コンセプトを持った企画で既存の街をつくり替え、それが連鎖していくことで街の魅力が継続していく。その物件だけではなく、再開発によって周辺エリアの価値も高めることが「まちづくりから未来を創造すること」だと私たちは考えます。
私たちは再開発・不動産再生という両面の手法を駆使して、対象物件や地域の価値向上に取り組んでいます。
不動産の問題点を解決し、あるべく将来像へ先導
そう遠くない将来に建替えや再開発といった一大イベントが待ち受ける築年数の経った建物であっても、複数の所有者あるいは利害関係者が関与する建物については、そこに辿り着くまでに多くの課題が立ちはだかります。
私たちはこのような建物を中長期間保有し、あるべき将来像へと先導する事業に積極的に取り組んでいます。
保有期間中は、まず建物の耐久性と安全性を一定度確保したうえで、適正用途に沿ったテナントリーシングを行うほか、運用コストの圧縮化にも努めます。
こうして収益不動産としてのパフォーマンスを維持向上させ、中長期にわたる安定収益を確保することで、所有者間の合意形成、利害関係の整理といった難題にもじっくりと向き合うことが可能になります。
対象建物の現状と将来展望を見据えつつ、利害関係者との調和を模索する。広い視野と高度なバランス感覚が要求される難易度の高い事業ですが、当社がこれまで培ってきた経験を活かし困難な状況を解決に導くことで地域の発展に寄与していきます。
暮らしのデザイン、まちのデザイン
私たちの再開発事業では、暮らしの提案だけでなく、環境配慮や街の賑わいを生む賃貸マンション開発を行っています。
コロナ禍を経て、暮らしに対するさまざまな価値観が生まれています。
都市型賃貸マンションブランド「Nifit」では、住まい手のニーズに寄り添う空間で、自分にフィットする暮らしを提案しています。
不動産開発・建て替え事業 実績
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Nifit 小石川
- 所在地
- 東京都文京区
- 面積
- 敷地面積 461.92㎡、建築面積 313.20㎡、延床面積 1,332.99㎡
- 竣工年
- 2023年12月
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Nifit 日本橋横山町
- 所在地
- 東京都中央区
- 面積
- 敷地面積 323.36㎡、建築面積 253.84㎡、延床面積 2,430.50㎡
- 竣工年
- 2023年12月
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田園調布賃貸マンション
- 所在地
- 東京都大田区
- 面積
- 敷地面積 421.93㎡、建築面積 285.55㎡、延床面積 1,323.43㎡
- 竣工年
- 2022年12月
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駒込賃貸マンション
- 所在地
- 東京都豊島区
- 面積
- 敷地面積 201.23㎡、建築面積 150.65㎡、延床面積 651.18㎡
- 竣工年
- 2023年10月