Overseas Business海外事業
事業ポートフォリオの多角化と構築の企図・
成長著しいアジアを中心とした事業展開
2017年に海外事業に着手し、これまでアジアを中心に事業を展開しています。スピーディかつ高い経済成長が見込まれる海外エリアでの不動産関連事業に取り組むことで、グローバルな事業ポートフォリオの構築を行い、国内不動産マーケットの変動に対するリスクヘッジを図ると共に、より一層の事業成長を目指します。
Southeast Asia 東南アジア
当社はこれまでベトナム、フィリピン及びカンボジアで不動産開発、売買、仲介等の実績を積み重ねてきました。東南アジアにおいては、昨今の世界的なインフレーションに伴う金利高やアジア地域の経済大国である中国からの投資の減少により、コロナ禍前と比較すると不動産マーケットの成長速度に若干の鈍化が見られます。ただ、成長性のある年齢別人口分布や生産拠点の移転トレンドは当面持続的であると思われ、中期的には高い成長路線への回帰が見込まれます。
当社はこれまでの東南アジアにおける事業から得られたノウハウや知見を活かし、今後も同地域での事業機会の発掘と事業創造を目指します。
Uzbekistan ウズベキスタン共和国
ウズベキスタンは日本の約1.2倍の国土に3,603万人(2023年)の人口を抱えており、中央アジア5か国の人口合計7,846万人(2022年)の約半分を占める中央アジアの大国です。また、過去5年間の人口の年平均増加率は1.9%で15歳未満が人口の約3割を占めており、平均年齢は29.1歳(2022年初)と若い労働力が豊富であることも特徴の一つです。
また、現職のミルジヨーエフ大統領が2016年に大統領に就任して以来、民主化政策、組織的な強制労働の廃止、外貨規制の自由化、近隣諸国との関係改善等が推し進められたことで、経済発展が著しく、同時に都市化も急速に進んでいます。
当社は、地震国という日本と共通の課題を抱える同国において急速に増えつつある高層ビルや商業施設等に対して、日本の品質基準に基づくビル管理サービスを提供しています。また、海外投資の受け皿となるアセットマネジメント事業や供給が不足している物流インフラの開発事業等の展開も計画しています。